
洋館の調査で成城に行って来た。実は成城の街に行くのは今回が初めて。成城は音羽の事務所から荒玉水道を下って1時間弱のサイクリングコースだ。祖師谷までは普通の商店街が続くが、成城に入ると急に落ち着いた街並みに変わる。
空が広くて、緑が多い。駅周辺特有の雑多な商店街もほとんどなく、駅前からいきなり高級低層住宅街が広がっていた。

成城という地名は成城学園が1925(大正14)年世田谷区に移転したことからそう呼ばれるようになったらしい。ちなみに『成城』という学園名は、「詩経」の「大雅」の中にある「哲夫成城」(哲夫城を成す)から取られていると成城学園のホームページにあった。学園移転後には学園都市として学識経験者や文化人が多く住むようになり、いわゆる「文化住宅」が数多く建てられた。今回調査した洋館も昭和5年に建てられたアール・デコ風の文化住宅だった。
成城のゆったり感は何と言っても宅地の敷地面積の広さによるとことが大きい。敷地の緑被率が他の街に比べて非常に高い。成城自治会が制定した成城憲章があり、街並みを維持するための項目が箇条書きにされている。気になる敷地面積の部分を読んでみると「ミニ開発による敷地の細分化に伴う住環境の悪化に対処するために、成城の現在の平均的な住宅の250平米程度の敷地規模をめざすこととします。また、相続などにより、やむを得ず敷地の細分化を行う場合の最低敷地規模の目安は、その半分の125平米とします……」とあった。ミニ開発の最低敷地規模125平米とは凄い。
仮にこの125平米の敷地に家を建てるとどのくらいの予算が必要となるのだろうか?ちょっと気になったのでシュミレーションしてみた。床面積40坪で建物の仕様を80万/坪として、地価が208万円/坪(2002年:東京カンテイ)なので、上物と土地で1億1千万円の費用が必要となる!さらに新築物件の購入費用は年収の6倍程度とされているので、年収1800万程度の収入層の人がこのミニ開発の住人になると予想される。さすが成城と言ったところでしょうか。
ただ成城憲章はあくまでも紳士協定なので、ミニミニ開発のような宅地も所々に出現しているように見えた。今回初めて成城を訪れたが、このような良好な街並みは他の街ではなかなか見られない風景なので、なんとか維持していってもらいたいものである。僕は全く無力だが成城憲章にエールを送りたい。
■参考
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成城の住民による、成城の街のための窓・
(株)東京カンテイ・
成城学園について
- 2005/04/24(日)|
- 街|
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そういえば、図面のコピーを取るためにコンビニを探しましたが、いちいち駅前まで戻らなければならなかった。駅前といっても「成城石井」(←もしかして一号店なのかな??)とおしゃれな飲食店や小売店がほとんどなので、学生も飲み会などは新宿に出るのかな。コンビニを住宅街につくっても、お客さんが来ないんでしょうね。一見不便そうに思えるけど、これが本来あるべき住宅街の姿なのかもしれない。
- 2005/04/26(火) 09:58:36 |
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- サカイ #qmlWd.C.
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学生のころ成城大正門前のローソンでバイトしてました。周囲にアパートがほとんどないせいか、深夜は全然客が来ない! 5時間誰も来ないことも。交代で倉庫で寝てました。その代わり、始業時間直前は鬼忙しいけどね。僕が住んでいた頃はちょっと外れると竹薮があって、まだまだ田舎風情もありましたが、その後様変わりしたんでしょうね。
- 2005/04/25(月) 10:40:40 |
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- 谷道健太 #-
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